仏教の百八つの煩悩
ちょっとした事ですが・・・煩悩って、百八つありますよね。
何故だかご存じですか?
四苦八苦から来ているそうです。
しく・・49・・・4×9=36
はっく・・89・・・8×9=72
足し算すると・・・108。
仏様のお話、「四諦八正道」との関係です。
四苦八苦とは
1.生(しょう) 生きるということは苦である。
2.老(ろう) 老いていくことは苦である。
3.病(びょう) 病にかかることは苦である。
4.死(し) 死ぬということは苦である。
これら4つの苦しみに、
5.愛別離苦(あいべつりく) 愛するものと別れるのは苦である。
6.怨憎会苦(おんぞうえく) 怨み憎む者と会うのは苦である。
7.求不得苦(ぐふとっく) 求めても得られないのは苦である。
8.五蘊盛苦(ごうんじょうく) 五蘊とは色・受・想・行・識のこだわりの苦しみ。
簡単に云うと、人間の五官(眼・耳・鼻・舌・身・)で感じるものや
心で感じる人間の肉体や精神活動すべてが物事にこだわりをつくる苦しみ。
これら4つが加わります。
生きるというのは、普通にしていても、苦しいことばかりと云うことです。
そんな中で、幸せを感じられる瞬間があると云うことが、有り難い事と云うことです。