2016年、今年前半の運勢について
運命学的にも2月4日の節変わりを迎えて本格的に今年の運勢が動き始めましたね。
皆様、如何お過ごしでしょうか。
九星気学では、個人の運勢は勿論ですが、社会状況なども観ていきます。
新年を迎えましたので、今年の運勢についてボチボチと書いていこうと思います。
2016年、今年は二黒土星が中宮に入っています。
中宮を始め、それぞれの宮には様々な現象があります。
また、それぞれの九気星にも、様々な意義があります。
年々歳々、どの星が、どの宮に巡ったかで、運勢判断をしていきます。
九星気学は統計学と思われている様ですが、実際は天地自然の法則に則った循環思想です。
十干十二支と九気星が同じ組み合わせになるには180年かかりますので
人の一生で考えた場合には統計学にはなりませんので、上手に循環思想を活用して頂きたいものです。
さて、今年2016年ですが、二黒土星が中宮に入っています。
中宮とは、地球であり、太極です。
運勢判断としてみた場合には、過去の総決算であり、成否の結果が出る時です。
まずは、今年の社会状況をザックリと観てみますと
中宮に二黒土星が入っているという事は、世界全体が二黒土星の気に覆われていると観ます。
二黒土星の意義とは、企画準備、労働、地道、保守、家庭、業務継続、専業専念、慈悲。
マイナスの意義としては、遅延、渋滞、手違い、職場や仕事や家庭の悩み、病気。
この様な事柄が、地球規模で起こってくると観ます。
また、二黒土星とは庶民大衆・国民の星ですから、国民自身が過去の行動の総決算を受けるとも見ます。
最近の政治などを見ていると、自分達が選んだ結果と思いたくないことばかりですよね。
今年は、そんな事を、もっと見せつけられるかも知れませんね。
社会状況を見る場合、次のポイントは凶神の動きです。
今年は、五黄土星に歳破がついています。
歳破とは、偏見歪み好き嫌い、破綻事、へそ曲がりな感じです。
五黄土星とは欲望の星であり、独占欲、獲得欲、本能的な事柄などと見ますので
それら根本的な人間の欲望に偏見歪み・好き嫌いの現象が加わると見ます。
五黄土星の意義に、凶神歳破が付くと言う事は、地球規模でドロドロとした人間の欲が渦巻いてくると言う感じでしょうか。
また五黄土星とは、地球でもあり、地震や異常気象、水害や飢饉なども心配です。
それによって、陰の業界が活発になるという暗示もあります。
八白土星にも凶神・暗剣殺がつきますので、同時に絡めてみていきます。
暗剣殺とは、他動的な災難と観ます。
八白土星の意義は、改善改革、新旧交代、運勢転換、世代交代、家督相続、転業転職、新築改築・・・・・・
広くは親族身内の問題・因果応報的問題・・・等とあります。
凶神が付いていると言う事で、物事は悪い方へ変化していく暗示でしょうか。
また八白土星は、不動産業界、ゼネコン、ホテル業界など、土地との縁が深いです。
これらの業界が、色々と問題有りという感じですね。
昨年、マンションの杭の問題もありましたからね。
また、国や政府、地方自治体、大手企業等の星・六白金星が離宮にいますので
これまで隠れていた事柄が露見する暗示があります。
良いことが明らかになるのなら嬉しいですが、露見というのは悪いことが多いですよね。
今年も、国のやったことで驚くことが発覚する暗示ですね。
今年1月の勉強会でも、参加者の皆様にお話ししましたが
今年のキーワードは、地震、戦争、恐慌という感じですので
そちらの方向へ引っ張られないように、
自分で考えて、自分で判断できる様にして生活して頂きたいと思います。